広島市西区三篠町にある保育園「成和キッズアカデミー」で、園長らが複数の園児に対し、暴言や虐待ともとれる行為を行っていたとして児童育成協会と広島市が改善指導を行っていたことが判明しました。
また、同保育園に関しては、子どもがけがをしたとして、保護者らが広島西署に被害届も提出しています。
子供たちが楽しく学び、過ごす場である保育園で何があったのか？
もくじ
広島市の成和キッズアカデミーで園児に暴言・暴行行為か？
事件が起きたのは、広島市西区三篠町にある、認可外の企業主導型保育園「成和キッズアカデミー」。
この園長らが複数の園児に対して体の一部を引っ張ったり、暴言を吐いたりしていたことが2020年3月17日に判明したとされています。
この事件を受けて、保育園などの施設を監督する国所管の公益財団法人「児童育成協会」と広島市は「乳幼児の人権配慮を欠く行為」として改善指導し、園長と施設長、統括マネジャーら3人を保育業務から外す対応が行われています。
公益財団法人「児童育成協会」は、2020年の1月末に園を立ち入り調査し、身体的苦痛を与えたり人格を辱めたりするなどの行為があったと判断し、今回の対応に踏み切ったようです。
園長らは容疑については否認しており、当時の状況についての情報が上がってないため、真偽のほどは定かではありませんので、今後の更なる調査・進展が待たれます。
成和キッズアカデミーの園長は誰？代表は北田 順子？顔画像は
情報を調べると、運営している会社は法人であり、代表取締役は「北田 順子」といった人物であるようです。
法人名 ：株式会社成和キッズアカデミー
本社所在地：広島県広島市西区三篠町2丁目9-23
代表取締役：北田 順子
また、調べによるとこの人物が園長も務めていたようです。
園児に問題行動を起こしていた成和キッズアカデミーはどこにある？
問題行動があったとされる「成和キッズアカデミー」ですが、情報を調べると2つのホームページ情報が出てきます。
名称と、住所、営業形態を見る限りでは同じグループであると思われますが、通常は記載があるはずの運営者などの情報などは載っていないため、故意に隠しているのでしょうか。
ただ、求人情報をみると下記の会社が運営していることがわかります。
法人名 ：株式会社成和キッズアカデミー
本社所在地：広島県広島市西区三篠町2丁目9-23
代表取締役：北田 順子
成和ＫＩＤ’Ｓアカデミー
〒733-0003 広島県広島市西区三篠町２丁目９−２３
こちら以外にもグループとして、3か所の情報があります。
成和キッズアカデミー（三篠園）
広島県広島市西区三篠町2-4-18 日野商会ビル
成和ベビーアカデミー（中広園）
広島県広島市西区中広町3-4-8 カーサ・フィオーレ中広通り201
サンセリテアカデミー（川内園）
広島県安佐南区川内2-23 パストラル
成和キッズアカデミーの改善指導騒動にネットの声は
保育園側のこの行為に至る過程の記事ないことが問題。当方も、保育園にお願いしている者であるが、子供の言うことを鵜呑みにせず、前後の状況を確認した上で、子供に対処している。
他の保護者全体ではないが、中には「お客」のような態度をとる状況を散見することがある。結果だけが全てではない。こう言う偏った報道は本当にやめてほしい。
今はロクに自分の子供のしつけもできない親もいますし、自分の身のためにも気をつけた方がいいですね。暴言を言ってはいけないし、やってはいけないことであることを踏まえた上で…
言いたくなるような子は、いますよね。でも、そこも含めて子どもなので、そのような立場にある大人は特に気をつけないといけないですね。
うーん。いけないとは思うけど、最近はクレーム言う割に子どものしつけが疎かな親が多いから保育士さんもストレス溜まると思いますよ。
「しつけ」の範囲内なら良しとすれば良いんじゃない？それでも納得できない親御さんがいるなら保育園に預けず、自身で育てればどうかな？
状況次第じゃないかな。車道に飛び出しそうだったとか、他の園児に危害を加えていたとか、色々あり得るよね。
今の子供達の大半は、親から厳しいしつけを受けた事が無い子供達が多いのではないのか、先ず親の姿勢が大切だと思う
最後に
結果としては、詳細が不明なため、これからの調査次第となるようですが、「しつけの範囲」であれば問題のない行動であるといった意見も多く出ているようです。
改善指導については市と協会側の調査結果によってとのことなのでそれらの行動は確認できたと思われますが、保護者らが被害届を提出したことで、改めて刑事事件に発展するか否かの進捗が気になるところです。
ただ、園児らが「ケガをした」といった情報も出ているため、そのケガの程度具合や、当時の状況など詳しい情報がこれからさらに調べられると思われます。
教育現場では様々な問題があり、子供たちを叱ることができない状況などが問題視されていますが、本来「しつけ」は親がするべきところで責任転嫁をする人物が多いのも事実、今回のこの件が教育現場の環境、保護者たちの認識に一石を投じ「新たな指針」を打ち出していくきかっけになるのではないかと思います。
