2月11日(火)、生後約3か月の女児の遺体を母子支援施設に遺棄したとして、東京都板橋区に住む少女(18)が死体遺棄容疑で逮捕されました。
この少女は、2月5日(水)から自身の娘の遺体を放置して逃亡をしていました。
18歳の母親に何があったのか?今回はこの事件について調べてみたいと思います。
もくじ
板橋区の母子支援施に生後3ヶ月の乳児遺体遺棄
事件が発覚したのは、2020年2月6日(木)のこと。
少女は2月5日に施設の職員に子供の所在を聞かれた際、「子供は親族に預けている」といったことを伝えていましたが、同日午後6時頃から1人で施設を出て行方が分からなくなっていました。
そのため、捜索がされていましたが、2月6日に少女が宿泊していた母子支援施設の自室を調べた際に、警察官が生後3ヶ月になる乳児の遺体が発見しています。
その後、引き続き捜索がされていましたが、2月11日の午後、神奈川県伊勢原市の知人宅にいるところを確保されました。
警視庁の幹部によると、少女は生活困窮のシングルマザーらが入居する区立施設に住んでいた1月頃に、昨年出産した生後約3か月の女児の遺体をバッグに入れて、自室の押し入れに遺棄した疑いがもたれています。
また、女児に目立った外傷はなく、警視庁が死亡した女児の死因を調べています。
※子供は衣服を着て毛布にくるまれた状態でキャリーケースに入れられており、発見時点ですでに死後1~3週間が経過していたとみられます。
生後3ヶ月の乳児の死因は?死体遺棄の動機は何?
現在のところ、女児が死亡した原因は不明のようですが、生後間もない状態で18歳というまだ未成年の少女が一人で子育てをしていたということは何かしらの病気や異常を知らせるサインに気づくことができずに死亡させてしまったということはありそうです。
しかし、そうであるにしても母子支援施設という施設にいたので、そうなる前に何かしら相談はできなかったのか、無念が残ります。
また、少女は容疑を認めており、死体を遺棄したまま逃走した理由として下記のように述べています。
板橋区の施設に乳児の死体遺棄をした18歳少女の母親の画像名前は?
今回、逮捕となった18歳少女の名前や画像については、未成年ということもあってか現在はまだ公開がされていません。
しかし、様々な理由や背景はあったのかもしれませんが、死体遺棄事件の犯人となってしまったことで今後明かされていくと思われます。
名前:不明
年齢:18歳
性別:女
職業:不明
住所:板橋区(施設の場所)
▼罪状:死体遺棄
3年以下の懲役
乳児の死体遺棄があった母子支援施設はどこにある?
今回、18歳の少女が子供と身を寄せていた母子支援施設ですが、板橋区にあるようです。
生活困窮のシングルマザー達が住んでいた施設とのことで、「母子支援施設」はどのような施設かというと、板橋区のHPに下記のように記載がありました。
18歳未満のお子さんがいる母子家庭またはこれに準ずる世帯で、生活上のいろいろな問題を抱え、子どもの養育が十分にできない場合に、親子で入所できる児童福祉施設です。
施設では居室を提供するほか、自立に向けた援助・支援を行います。
詳しくは各福祉事務所にお問い合わせください。
板橋区立母子生活支援施設弥生荘
〒173-0021 東京都板橋区弥生町16−2
※この支援施設ですが、上記以外の場所や、板橋区以外にもあるといった情報もあるため、上記の場所が事件があった場所であるかはまだ確証はありません。
支援をするとした施設だったのですが、生後三ヶ月という一番手がかかる時期(悪い意味ではなく)ということもあるので、その辺りの支援や様子を見きれていなかったのでしょうか。
もちろん人手不足や経験不足など色々と要因はあるかもしれませんが、少しだけ寄り添えていれば防げたかもしれません。
ただ、詳細についてはまだわからないため、ここは追加の情報を待ちたいと思います。
18歳少女のシングルマザーによる乳児死体遺棄事件に困惑の声
生活困窮のシングルーマザーって…
中高での性教育が少なすぎる。保健の授業で先生がコンドーム、ピルは忘れずにと言う程度。
しっかりと若くして子どもを産むデメリット等を紹介するべき。
若い娘が子供を産んでも隠さなきゃいけない。父親はこの親子を放置して何してるの?
少子高齢化に苦しむ日本で起きてる事案だから、我々は真剣に向き合う必要がある。
下らない「あるべき論」なんかじゃなく、個別の問題として対処すべきだと思う。
赤ちゃんの死因によっては話変わってきちゃうからなんともだが、
自然死みたいなケースだったらわざわざ逃げないとも思うんだよなぁ。
いくらママがまだ若い(というか幼い)といっても。ちょっといろいろ調べる必要はありそうやね。
母親の子も失踪しているって報道されていたから心配だった。無事見つかってよかった。
赤ちゃんの様子がおかしい時、赤ちゃんが亡くなった時、この子が支援者に相談ができるような、誰かが気づいてあげられるような、そんな支援の在り方がなかったのかなって思う。
この母親が死体遺棄に問われるなら、父親だって同罪だと思う。妊娠させておいて責任を放棄したのだから。
せめて未成年の子を妊娠させて、結果的に赤ちゃんが亡くなった場合は、父親も保護責任者遺棄致死罪で捕まるべきだと思う。
子どもの遺体を置いておきたかったということから、単なる遺棄や養育放棄ではないと思われ、福祉の失敗であり、我々の社会のあり様の失敗ということになる。
母子生活支援施設に入所してたということは、なんらかの原因で男親がいないかあてに出来なかったということ。
亡くなった子どもと若い母親ともになんとかできなかったのかと思われる。
18歳で出産して母子生活支援施設……DVでもあって避難していたのか。
実家に逃げ込んでいたようだけど、実家の親はこの娘に何をしてあげられたのだろうか?
この18歳の母親の認知能力にも課題というか、こういうことになってしまう要素が潜んでいたのかな
施設は、この母親にどう関わっていたんだろう?
18歳で未婚のママならまず養育は無理、出産計画にも無理ですからそこに命を守るとなれば先が見える、原因や事件性より無理と自覚して早く望まないのなら、対応しないとそれも親としての責任の取り方です。
最後に
今回の死体遺棄事件、母親の子供と一緒にいたかったという理由はまだわかりますが、発覚するのが怖くて置いて逃げた、というのは先の理由と違ってまた別の話になってきますね。。
18歳でシングルマザーとなっていたようなので、父親は誰だったのかなど、色々と背景はありそうですが、家族に頼ることも、それこそ施設の人に頼ることもできたはずです。
ただ、不明点が多いので情報が判明しないと憶測ばかりになってしまいますが、かけがえのない子供の命が失われたことは事実です、、小さな命のご冥福を祈ります。