広島県警広島中央署で、2017年3月に現金8572万円が盗まれた窃盗事件で、広島県警は2月14日に、事件発覚後に死亡した脇本譲・元警部補(当時36歳)を容疑者死亡のまま、窃盗・建造物侵入などの容疑で書類送検したことを発表しました。
事件から3年近く経ってからの容疑者死亡のままでの幕引き、実際にはそのときに何があったのか?
今回、広島県警で起きた窃盗事件とその不可解な流れについて調べてみました。
もくじ
広島県警で現役警官が8500万円を窃盗・横領事件
事件が起きたのは2017年3月26日のこととされています。
容疑者とされている脇本元警部補は事件当時、広島署の生活安全課に勤務しており署内の会計課に侵入して詐欺事件の証拠品として保管されていた8572万円を盗んだ疑いがもたれています。
脇本元警部補は2017年4月、広島県警本部に異動しており、事件発覚後の同年5月15日~9月11日に9度にわたって任意で聴取されていますが、関与を否定した上で休職し、2017年9月に自宅で死亡しているのが発見されました。
これによって、容疑者が死亡したまま書類送検されるといった事態になり、「死人に口なし」として事件の真相は永久に闇に葬られてしまうようです。。
脇本譲 容疑者の8572万円窃盗の犯行動機は?
脇本元警部補は当時、詐欺事件の捜査を担当していたようで、その立場を利用しての犯行だとされています。
犯行動機としては、脇本容疑者はギャンブルなどで約9300万円の借金があったとされており、その借金返済のために犯行に及んだのではないでしょうか。
実際に、事件があった翌日に同僚らに約1000万円を返済していたという情報があります。
また、2017年5月には、関西の場外馬券売り場で約4800万円分の馬券を購入していたとされており、馬券や借金返済などに使った総額は約8100万円にのぼるようです。
「若くして警部補になり、優秀」と評価される一方、競馬にのめり込み、複数の同僚から借金を繰り返していたようで、同僚からは時に400万円を借り入れ、消費者金融にも手を出していましたが、規定の身上調査では把握しきれなかった一面が徐々に明らかになり、県警が容疑者として見立てを強め、今回の書類送検に至ったとされています。
脇本譲 容疑者の死亡原因は?休職中の不可解な行動
脇本容疑者の休職理由は明かされていませんが、仕事を休職していた際にもギャンブルなどを定期的に続けていたとされており、休職理由としては通常は病気などの体調不良が理由であると思われますが、この行動からは多額の金銭を手に入れてことを知られないように、逃げていたのではないかと思われます。
また、2017年9月には自宅で死亡しているのが発見されていますが、その際に体内からは10種類近くの向精神薬と睡眠薬が検出されたとされています。
しかし、検視の結果、他者の介在はなく、事件性はないと判断されたため、司法解剖はされず死因は「不詳」とされました。
なお、死亡した当日も競馬に興じ、遺体が発見された部屋には馬券もあったようです。
けれど、事件性はないとのことですが、「死因不詳」のまま犯人とされる人物が死んでいる状態でしっかりと調べていないことに疑問が残ります。
死因は不明とされつつもおそらく複数の薬を飲んだことによるものであることは予想できますが、しっかりと調べていれば何かしらの追加情報は判明していたはずなので、それをあえて避けたのは、何かしらの表にでては不都合な事実があった可能性があります。
※あくまで個人の見解による推測です。
容疑者死亡のまま書類送検された脇本譲 容疑者の情報・画像は
名前:脇本 譲(わきもと ゆづる)
年齢:36歳(当時)
職業:無職(元広島県警警部補:休職)
住所:不明
▼罪状:窃盗・建造物侵入
ネットでは警察に募る不信と疑念の声
この警部補の犯行だとして同僚からの多額の借金の返済に充てたとしてもお金は残るでしょ、そのお金は何処に消えたんですかね?
消費者金融への返済に充てたの?でも消費者金融からの借入額では数百万やし、ギャンブルに使うって言っても、とてもではないが署内から持ち出した全額を使いきるということは無理だと思う。
身内に大変優しい。同僚から9千万の借金??常識では考えられない金額
同僚から9300万の借金?ん~なんか謎だ。死亡したから後からこじつけたような内容にも思えてくる。
不可解すぎる事件、4人の同僚が一人1千万も貸していたとは。。。しかも、紛失の翌日3/27に返済していて、その出どころが分からないなんてあり得ん!
4千万を貸した友人が裏で関与していると見るのが自然。発覚すれば、盗難品だから没収になるのを避ける為に、何らかの働きがあったとか。
一般人の犯行なら、とっくに解決していたように思える。
警察署に泥棒が居た事は確実だが、それより8500万円が未だに弁償されて居ない事に唖然とするばかり。市民が忘れるのを待っている様でならない。
ドラマ相棒なら、杉下右京の出番ですね。事件発生から2年以上、被疑者死亡それも36歳という年齢での不審死、30代地方警察の警部補が8500万円の借金ができるとは思いにくい、、、
ならばお金をはどこ? 警察組織が組織内の人間に濡れぎぬを着せて葬る、なんて刑事ドラマの定番、、万が一この警部補が無実ならば亡くった本人もそのご家族も悔しいだろうな。
どうにも死人に口なしで裏でほくそ笑んでいる奴がいそうで、、
警官が亡くなったから事件になったが、落とし物をポケットに内々は日常茶飯事やったりしてね。
国家公務員さん、税金で給料もらってる人は違う意味での、ブラック企業やもんね。