京都府福知山市にある砕石場で、作業をしていた重機が池に転落し、運転していた作業員が死亡する事故が発生しました。
砕石場の事故としてはつい先日にも、こことは別の砕石場での事故があったばかりで立て続けに起きた事故に不安の声が出ています。
今回は、福知山市で発生したこの事故について調べてみます。
もくじ
京都府福知山市で重機転落による死亡事故発生
事故があったのは2020年6月1日（月）の午前10時15分ごろのことであったとされています。
京都府福知山市大江町にある砕石会社「合同砕石」にある敷地内の砕石場「重機が敷地内の池に落ちた」と消防に通報があったことで事故が発覚。
通報を受けた警察と消防が、重機が転落した貯水池を調べ、３時間後に水中に転落した重機のそばから財茂利次さん（51）を発見しましたが、すでに死亡していました。
重機転落死亡事故の原因は何？
事故により死亡した財茂さんは、石の積み込み作業をするためにホイルローダーを運転して作業場に向かっていたところ、作業道の曲がり角から４０メートル下の貯水池に転落したとされています。
これは目撃証言か、現場検証からの推測かは不明ですが、曲がり角での出来事であったということから、運転をミスしたか、足場が（作業道）が重機の重さで崩れて転落につながったといった可能性が考えられます。
ただ、ガードレールなど転落を防止するものは何もない場所なので、危険な現場であったことは確かなようです。
福知山市転落事故があった「合同砕石」の場所はどこ？
合同砕石 株式会社
〒620-0351 京都府福知山市大江町千原１１３１−１
重機転落事故があった現場の画像
ホイルローダーって何？
ホイールローダーは、トラクターショベルのうち、車輪で走行するものとされています。
重機としてはブルドーザーの名称は知名度が高いと思われますが、あちらはキャタピラで、今回の事故が起きた重機がタイヤで走行する「ホイールローダー」といったもののようです。
事故で死亡した財茂利次さんの情報は？
名前： 利次（ざいも としつぐ）
年齢：51歳
職業：採石場作業員
住所：不明
死亡原因：転落時の衝撃で意識を失っての溺死？
財茂さんは現場で15年働くベテランの運転手であったとされていますが、危険な現場での事故、一瞬の油断や少しのトラブルが大きな事故につながってしまったのかもしれません。
重機転落事故にネットの反応は？
合同砕石は前にも死亡事故があったよね。安全管理体制もあるかもしれないけど、もともと危険な環境なんだろうね。
映像見ると、危険な現場ですね。15年従事している方が事故するんだから、避けられなかったんでしょう。我々の生活は色んな方の仕事で支えられてるんですよね、改めて。ご冥福をお祈りします。
立地的に想定出来なかったのかなぁ。柵を作るにしても、重機が乗り換えられない高さとなると、相当なものだろうし。亡くなられた方のご冥福をお祈りします。合掌。
今までたまたま事故が起きなかっただけ。危険な仕事という意識を持ってやらんと。
俺は仕事で採石場に出入りしてるけど、一般の人は尻すぼみする崖などの斜面でも仕事してるよね！本当に命懸けですよね！
安全管理措置したら、仕事になりませんから！！！現場を知らずに「机上の理論での安全」を持ち込まないで下さいませんか。
よりによって最も高いところから転落したようだ。慣れがあったのだろうが周りが同化して道の境がわかりずらいから、三角コーンを並べておくくらいしておいたほうがよかったかもしれない。
